日本 鯛めし【愛媛県松山市】 / 丸水(がんすい) 鯛めしといえば最も有名なお店として必ず名前があがるのがこの丸水(がんすい)でしょう。元祖宇和島鯛めしと冠を掲げている通り、昭和21年から守られてきた伝統の味。秘伝のタレと最高の食材で『本物の味』を保っています。宇和島鯛めしはかつて漁師たちが船上で酒を飲んだお椀にご飯を盛り、鯛の刺身をのせて食べたのが始まりとされています。松山には鯛めしを提供するお店はかなりの数存在しますが、100年続く伝統の店は他には無いでしょう。 【元祖宇和島鯛めし 丸水】本店:愛媛県松山市大街道3-7-8水曜日定休【昼】11:00~15:00【夜】17:00~20:30※ラストオーダーは30分前※鯛が完売した場合は閉店※祝祭日の場合変更あり※予約は応相談 道後店:愛媛県松山市道後湯之町13-10道後商店街アーケード内火曜日定休【昼】11:00~15:00【夜】17:00~21:00※ラストオーダーは30分前※鯛が完売した場合は閉店※予約は応相談 丸水の鯛めしは2種類。天然真鯛か養殖真鯛かによってメニューが分けられています。刺身を1.5倍に増量することもできるので、しっかり鯛を味わいたいなら増量をおすすめします。通常の量だとやや物足りなく感じるかもしれません。天然か養殖かで悩むかもしれませんが、比較してみた結果、養殖でも十分美味しいと思います。養殖真鯛を増量してもらうのがコスパもよく、満足感も得られるのでイチオシですよ。 【鯛めしの食べ方】タレに生卵が入っているので混ぜ合わせます。そこに薬味を入れ、鯛を入れてご飯にかけていただきます。※画像の左は卵抜きです。卵抜きでもタレが美味しいので十分楽しめます。 伝統店だけあってややお高め。刺身の量も少な目な印象でした。鯛の切り方も小さめです。食べやすいですが、男性だと通常量では物足りないかもしれません。せっかく松山まで行ったのでしたら、切り身を増量してたっぷり刺身を味わうのがいいかもしれませんね。 もとやま 【鯛めし もとやま】本店:愛媛県松山市大街道3-2-3711:00~20:00オープン 松山城に上るロープウェイ乗り場にほど近い場所に【もとやま本店】があります。すぐ近くに元祖宇和島鯛めし丸水もあり、そちらには行列ができていました。一方、もとやま本店はこの日は空いていて、すぐに入店することができました。 座敷席もあるので、グループで食事をするのには最適です。和風の落ち着いた店内となっています。 鯛めしは1,680円と比較的お手頃だと思います。丸水よりも切り身の量が多いので、増量がなくても満足できる定食になっています。切り身の大きさも大き目なのが丸水と違うところです。小さい方が食べやすいという方もいるかと思いますが、やや大きめな方が食感がしっかりするので満腹感につながるのではないかと思います。 今回は3名で訪れましたが、丸水は一つのお櫃に3人分のご飯が入れられていて、そこから取り分けて食べるというスタイルでした。一方、こちらのもとやまでは一人ずつご飯が分けられて運ばれてくるので、家族ではない友だち同士とかであれば、もとやまのスタイルの方が気軽ではないでしょうか。感染症対策としても各自にご飯が分けられている方が安心です。 もとやまでは、食事をした方には100円で『蛇口から出るオレンジジュース』を提供しています。松山の都市伝説、蛇口から出るオレンジジュースを体験してみたい方はぜひ。