世界 ESTA申請【アメリカ旅行】 / アメリカ渡航前にESTAを申請【注意点】 1年数か月ぶりに海外旅行に行くことになりました。目的地はアメリカ、ニューヨークです。航空券とホテルはもちろんですが、アメリカ旅行に欠かせないもの、それはESTAの申請です。このESTAの申請は出発の72時間前までに済ませないといけません。ビザなしで渡航するために必要な申請となりますので、短期の旅行者は必ずしなければならないものだと思ってください。ESTAの申請はこれまで何度も行ってきました。有効期限は2年間なのですが、新型コロナの影響でなかなか海外に行けなかったため、恐らく有効期限が過ぎていると思われたので、再度申請をしようと考え、検索をしたところ、次のような結果が出てきたのです。 一番上の在日米国大使館と領事館は本物です。 こちらからESTA申請公式サイトに飛べば間違いないのですが、https://esta.cbp.dhs.gov/とリンク先のURLが記載されているものの、そこをクリックしても飛ぶことはできないのです。ここでクリックしてジャンプできれば問題はなかったのですが、少々わかりにくいこともあって、検索結果の2番目に出てきた【ESTA申請はこちら】とわかりやすく表記されているサイト[ESTA Online Center]をクリックしてしまいました。するとこのような画面になります。 このOnline Centerはアメリカの公式サイトではありません 【ESTA申請は出発の3日前までに】とわかりやすい表記。まるでそれは公式であるかのように完全に擬態しているウェブサイトです。ですが、このOnline Centerは代行業者です。本来は14ドルという格安な料金で申請できるESTAなのに、この代行を通して申請してしまうと代行料として7,000円以上の料金を別途クレジットカードから請求されてしまいます。しかも、わかりにくい場所にひっそりと代行料について記載されていますし、詐欺ではありませんので、訴えることもできません。一度支払ってしまったら泣き寝入りすることしかできません。私は何度も自分で申請してきたにも関わらず、今回この代行サイトにまんまと引っかかってしまいました。公式サイトでないと気付いたのは、カードで支払いを終えた後、申請番号の表示が無かったことです。ESTAの公式サイトから申請すると支払いの前に【金額14ドル】という表示が必ず出てきますし、支払った後は申請番号と申請状況のページが必ず表示されます。代行のサイトでクレジットカード決済をした時、金額の表示が無く、決済が終了してしまったので『あれ?』と思ったのです。そして決済が終わると何も表示されません。メールで申請番号という名目で送られてきた番号があるのですが、この番号は公式サイトの申請番号とは全く桁数も異なりますし、単なる代行業者が作った番号の羅列に他なりません。何度も申請してきたにも関わらず、今更こんな代行業者にだまされてしまったことは情けない気持ちです。調べてみると、私以外にも何人も誤って代行業者に登録してしまい、高額な代行料を請求されてしまった人がいるようです。ESTAを申請する時は代行業者でないか、詐欺サイトでないか、よく確認することをおすすめしたいと思います。私のようにだまされないために、これから申請する方のために少しでも参考になることを願って、こちらのブログにて記録を残しておくことにします。 ↓こちらが公式です↓ 本当の公式サイトはこちらです。https://esta.cbp.dhs.gov/